FPGAを巡るその一ではFPGAの概要に関してお伝えさせていただきました。
今回はFPGAの人気の話題やオーディオ機器への応用に関して
お伝えさせていただきます。
300億をも超えるトランジスタの数ーー最高級サーバーCPUの3倍
最もトランジスタを使ってるのチップは何でしょうと聞いたら、恐らく多くのファンは最高級サーバーCPUと答えるでしょう。CPUのコアは数十個もあり、約100億のトランジスタが有るというとてつもない数字...。
しかし、実は最高級のFPGAには全く比べものにならない.INTEL STRATIX 10 FPGAには300億のトランジスタが有り、これはサーバーcpuの二倍から三倍にもなります。
さらに今のFPGAには何100万のLUTを持ってる以外、ほかのハードウェアもたくさんある、
例えば16GB HBM2の高ブロードバンドメモリ、四コアARM CORTEX A53、数十個の58Gbpsの高速PAM4トランシーバー。
FPGAこそが一番のトランジスタモンスター。
9兆2000億回浮動小数点演算ーー最強DSP演算能力の50倍
先ほど皆さんにトランジスタの王者に関しての認識をお伝えさせていただいたのだが、まだ続きます。
今のチップの中で、浮動小数点演算能力が一番凄いのは何でしょうか?
恐らく多くのファンはDSPと答える、デジタル演算プロセッサとして、浮動小数点演算はDSPの専門分野です。TIのTMS3206678は現在演算能力が一番凄いDSP、8つのDSPコアを有する、
シングルコアの周波数は1.4Ghz、浮動小数点演算能力が224GFLOPsにも至る、
その数2240億回。
しかし、これほどの演算能力でもFPGAの前では何の意味もない、並行計算のお陰で何千個のDSPブロックを軽く作る、現在最先端のFPGA STRAIX 10のピーク値演算速度は9.2 FLOPS、
すなわち9兆2000億回です、
そして10兆回にまで上がれる能力を持つ、これは最強DSPの約50倍です。
中国FPGAメーカーの現状ーー唯一の問題点はソフトウェア
中国製チップは今人気の話題です、今の中国FPGAメーカーは高雲、AGM、智多晶、安路と国微
などがあります。国微は中国の国有企業のように、資金力が豊富で、紫光集団もかれらをサポートしています。その他のメーカーの多くは、小型チップをメインとして運営しています。これは中国のお客さんに寄り添っています。
ラオワン(L&Pチーフエンジニア)さんが一番惜しいと思ったのメーカーはいま運営を停止しているの京微雅格です、その中の商品にLUXの数が多く、300MHzのCORTEX M3と数多くのインターフェースを持ちの便利なFPGAがありました。
開発の初期段階から実際に使えるまで私達は二年もの間シミュレーションしました。
しかし完成品に使用する前に、京微雅格がなくなるという情報が届いた、
残念ではありましたが、もし今なおも残っていたら、局面も変わっていたかもしれませんと
ラオワンさんが惜しんでいました。